ゴールデンウィークも通常通りの診療時間で診療!!
日常生活の中で、転んだり、尖ったもので手を切ってしまったりすることはよくあります。こうした擦り傷や切り傷は一見軽そうに見えても、正しい処置をしないと感染や治りの遅れにつながることがあります。
転倒などで皮膚の表面が擦れて削られてしまう傷です。
出血は少なめですが、土や砂、ほこりなどが入りやすいため、感染に注意が必要です。
包丁や紙、ガラスなど鋭いものによって皮膚が切れてしまった傷です。
深さや場所によっては出血が多くなったり、神経や腱を傷つけることもあります。
まずは清潔に
流水でよく洗い流しましょう。泥や異物が残っていると感染の原因になります。
出血がある場合は止血を
清潔なガーゼやタオルでやさしく圧迫します。
消毒は必要?
最近は、消毒よりも流水でしっかり洗って適切な保護をした方が早くきれいに治ると言われています。
適切な保護を
傷の大きさに応じて、絆創膏や専用の保護パッドを使いましょう。
痛みや腫れが強い、赤くなってきた、膿が出てきた場合は感染の可能性があります。
当院では、擦り傷や切り傷に対して、
・ 傷の洗浄・異物除去
・ 適切な湿潤療法(モイストケア)
・ 深い切り傷の場合の縫合処置
・ 感染予防のための処置や抗菌薬の処方
・ 必要に応じた破傷風ワクチンの接種
などを行っています。
小児のケガにも対応致します。